使う糸について

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タティングでは、主にレース用の細い糸を使います。
オーナメントやアクセサリーなどには、太めの糸を使います。

適度なハリがあり、毛羽立たず、よれないものが良いでしょう。
光沢のある糸を使うと、さらにきれいです。

毛糸や針金などをレース糸の代わりに使って作ることもできます。
基本的に、シャトルに巻ける糸状(紐状)のものならば代用できます。

糸の太さの番数が同じでも、メーカーや種類によって太さが多少異なります。
糸の太さが異なると、同じパターンのモチーフを作っても多きさに違いが出てきます。

糸の”ヨリ”も、3cord や 6cord などがあります。

けばの少ない滑りが良い糸は、使いやすく、見た目ではわからなくても、
作品を作ってみると、糸の質が良くわかります。

糸の質や細さは、作品のできばえにもかかわります。

糸が細くなればなるほどステッチも小さいけれど、
その分、精巧さが増すので、とてもきれいです。

 

シャトルについて

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写真左側から、

  • フック付きボビンタイプ(金属製 Susan Bates)
  • フック付きボビンタイプ(プラスチック製 Aero)
  • 角つき直まきタイプ(プラスチック製 クローバー)
  • フック無し直まきタイプ(プラスチック製 クローバー)

です。

シャトルは、糸を直接巻く直まきタイプと、ボビンに糸を巻いてから
シャトル本体にボビンをセットするボビンタイプがあります。

また、シャトル本体にフック(かぎ針)がついているもの、
フックのかわりに角(つの)がついているものがあります。

プラスティック製のものは、安価で軽くて使いやすいですが、
取り扱い方によっては、割れてしまうこともあります。

一方、金属製のものは丈夫ですが、長時間使用すると
重さを感じて、手が疲れます。

他にも、木製や貝製の高価なものや、ボビンを2個セットできる
ようなものもあります。

シャトルは、1個使いでも十分作品を作ることはできます。

でも、シャトルを2個使うほうが、作れるものの幅も広がりますし、
なにかと便利です。

 

タティングに使う道具

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タティングを作るために必要な道具は、シャトル、糸、はさみ。
これだけあれば、どこででも作ることができます。

フック無しのシャトルの場合は、別途かぎ針が必要です。

マチ針は、目をほどくときに使います。
必ず必要ではありませんが、あると便利です。

この手軽さが、タティングの良いところでもあります。

 

タティングレースとは

タティングレース(Tatting Lace)とは、結ぶレース(Knotting Lace)です。

その起源は、はっきりとはわかりませんが、製作技術は、
はるか昔に発明されました。18世紀ごろには、ヨーロッパの
貴婦人たちの間で流行っていたようです。

英語圏の国では、Tatting (タティング) と呼ばれています。
他の言語では、Frivolite、Occhi などがあり、世界各地で
今もなお、その作り方は、伝えられ、作り続けられています。

タティングレースは、使う道具によって作り方が異なり、
「シャトル」と呼ばれる舟形の道具を使うシャトルタティングと、
長い布団針のような専用の針を使うニードルタティングがあります。

タティングレース教室 RKTatting では、シャトルを使った
英語用語を交えてのタティングレースの作り方を教えています。

タティングの基本の1目は、2つのループを組み合わせたダブルステッチです。
このダブルステッチの作り方は、他の手芸には見られない独特の作り方です。
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タティングレースは、ダブルステッチを線状に作っていくチェインと
ダブルステッチを輪状に作っていくリングを組み合わせて作ります。0002

そのチェインやリングに、飾り用のピコをつけたり、部分的に
ジョイニング(つなげる作業)しながら、モチーフを形作っていきます。

小さなモチーフは、グリーティングカードに貼ったり、小物に縫い付けたり、
アクセサリー作りに応用したりできます。

大きさや糸の太さや質をかえれば、オーナメントや大きなドイリーなど
工夫次第でさまざまなものを作ることもできます。

その繊細で華麗な美しさは、他にはない類まれなるものです。